亜人 衝動
(C)桜井画門・講談社/亜人管理委員会
17年前、アフリカ。神の兵と呼ばれた不死身の兵士が、米軍によって拿捕された。世界で初めて”亜人”の存在が実証された瞬間だった。その特徴は、不死身。病死、事故死、どのような状況下で死亡しようとも即座に身体を再生し、完璧な状態で復活する。
それはまさに人類の夢であり、その利用価値は無限に考えられた。その後、亜人は世界で46体、日本では42体が確認された。しかし、「死ななければ、分からない」亜人はその性質上、発見が難しく、世界にはもっと多くの亜人がいると推測された。
高校生、永井圭は、下校中トラックによる追突死の直後、謎の蘇生。 これにより国内3例目の亜人であることが判明した。警察および亜人管理委員会により捕獲作戦、開始。同刻、管理下にあった2例目の亜人が何者かの幇助により逃走。この者らは直ちにテロ活動を展開し人類への復讐を開始した。